浦和レッズが生まれ変わった本拠地での初戦を4-1の勝利! 両チームに退場者が出る激戦を制し、指揮官は「メンタルでもトップレベルだった」の画像
生まれ変わった埼玉スタジアムで勝利を喜ぶ浦和レッズの選手 写真:アフロスポーツ

■4月16日/J1第8節 浦和レッズ 4―1 北海道コンサドーレ札幌(埼スタ)

 昨年末から行われていた芝生の改修工事が終わり、リニューアルされた埼玉スタジアム2〇〇2で北海道コンサドーレ札幌を迎えた浦和レッズは4―1で勝利を収めた。

 ここまでチームをけん引してきた主将DF酒井宏樹がJ1第7節名古屋グランパス戦で右足を負傷(ハムストリングの肉離れ)したことで右サイドバックにはDF明本考浩が、左サイドバックには今季リーグ戦初先発となるDF荻原拓也が入った。

 そんな浦和は、序盤からフルコートでのマンツーマンディフェンスを敷く札幌に対し、フリーでボールを持つことができず慌ただしいプレーを見せることに。そして28分にはFW浅野雄也に際どいシュートを打たれる。少しの判断の遅れを見せると一気に自陣に運ばれるも、浦和は素早くブロックを作って対応した。

 35分、札幌に退場者が出る。ロングパスを受けてドリブルで敵陣を進むFW興梠慎三に対し、札幌のDF中村桐耶が得点機会阻止のファールを犯し、レッドカードを提示されたのだ。これで数的優位となった浦和が押し込んでいくと42分にはMF大久保智明がシュートを放つも相手キーパーに防がれ、そのこぼれ球に反応したMF伊藤敦樹も右足で狙ったが枠を捉え切れない。相手のDFラインを動かしスペースを作ってプレーしようと試みるもプレースピードが上がらなかった。

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