■「僕はW杯の時とは別人なので」
年齢こそ若いものの、現在、ソシエダの攻撃を牽引しているのは、久保、そしてレジェンドのダビド・シルバであることは間違いない。
3月の日本代表でのテストマッチでは、1戦目には検査でコロナ陰性が確認できず、2戦目のみの出場とやや不完全燃焼だったが、取材で久保は「僕はW杯の時とは別人なので」と自信をのぞかせ、「そこはもうみんなも分かっていると思いますし、僕も今のコンディションをしっかり把握しています」と、シン・タケフサとして第2次森保ジャパンで魅せる決意を表明していた。
気持ちでチームメートを引っ張っていく選手で、年齢は関係ない。スペインリーグの並いる超レジェンド級選手に久保建英が並べられたのは、そうしたメッセージだろう。