現地時間の4月6日、DFBポカールの準々決勝が行われ、日本人選手3人が所属するシュツットガルトがこの試合に勝利してベスト4に進出した。
遠藤航、原口元気、伊藤洋輝と3人もの日本人が所属するチームが対戦したのは、ブンデスリーガ2部のニュルンベルク。日本人選手全員がスターティングメンバーに名を連ねて試合に挑んだ。
2部チーム相手ではあったが、カップ戦ならではの難しさもあってスコアレスの時間帯が続く。そんな中で決勝点が生まれたのは後半38分のことだった。
左サイドで自ら持ち上がった伊藤は、中央のレーンを縦に走っていたMFミロへパスを送る。斜めに出たこのパスをミロがフリーで受けると、相手GKとの1対1を冷静に制して右足でゴールネットを揺らしたのだ。
この得点が決勝点となり、1-0で勝利。チームはベスト4進出を決めた。なお、他会場ではスタメン出場した堂安律の所属するフライブルクがバイエルン・ミュンヘンを撃破。長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトも勝ち上がりを決めており、多くの日本人選手が準決勝に挑むこととなった。