3月21日、サッカー日本代表のウルグアイ戦(国立)に向けた練習の2日目が千葉県内で行われた。この日、ついに代表メンバー26人全員が帰国しての練習となった。
今回の練習から、日本代表はその様子を日にち限定で公開している。そのため、練習場の3方をファン・サポーターが囲み、カメラを向ける人、声援を送る人など、熱い視線が向けられる中でトレーニングを行っている。
この日は、久保建英を除く25人がピッチに姿を現し、前田大然を除く24人が練習メニューをこなした。そんな中で、より、多くの名前を呼ばれていたのが三笘薫と伊東純也だった。カタールワールドカップでの“三笘の1mm”で一躍知名度を全国区とすると、その後、プレミアリーグでは切れのあるドリブルを幾度も披露。現在、欧州で最も知名度のある日本人選手の一人となっている。
三笘はリカバリーメニューをこなしたあと、ピッチ上を町田浩樹とゆっくりランニングしたのだが、その際、多くの子どもたちから「三笘選手~」「ミトマ~」などと名前を呼ばれた。ランニング中のため、すべてに応えることはできないものの、何度かは笑顔を見せて手を振った。海外でプレーするだけに、ふだんは見ることができないスター選手のその対応に、現地では大盛り上がりとなった。