サイズ以上のスケール感を持つ町野修斗のダイナミックな動き【今シーズンのJリーグを盛り上げる要素は「日本人ストライカー」】(2)の画像
町野の動きはサイズ以上のスケール感を持つ 撮影/原壮史

 2023年のJリーグが開幕し、J1は早くも第2節までを終えた。ここまでの試合で目立つのが、日本人ストライカーの働きである。今季を盛り上げそうな日本人FWに、サッカージャーナリスト・後藤健生が焦点を当てる。

■町野の成長

 町野修斗は、前半のアディショナルタイムには右のタッチライン沿いで力強いドリブル突破を見せたし(町野のクロスを大橋祐紀がシュートしたが、ゴールの枠をとらえきれなかった)、後半には左サイドで交代出場の阿部浩之とのスケールの大きなワンツーで抜け出してから、ドリブルで持ち出すなど、そのダイナミックな動きからは185センチ、80キロという数字以上のスケールの大きさが感じられた。

 さらに、ボールのないところでも、町野はフリーランニングでチームの推進力を高めることができている。

 昨シーズンと比べても、そのダイナミックさは一段と上がったように思える。

 ワールドカップのメンバー入りを果たし、出場機会こそ与えられなかったものの、大会期間中に日本代表の海外組とともに過ごし、また、世界のトップクラスのFWの動きを間近に見たことが大きな刺激になったのではないだろうか。

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