今回のtotoではJ1第2節の8試合とJ2第2節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
勝敗予想で、悩ましいのが引き分けの狙い方だ。白黒つうことが多いゲームでドローを予想するには勇気が要るが、当たればその分、高揚感は増す。
今週末は、その引き分けを狙い撃ちしていきたい。前節に続き、ドローが多発すると考える。
開幕節では、3試合が引き分けに終わった。9試合の3分の1にあたるのだから、多発の部類に入れていい。今週末も、同じく3試合が勝点の分け合いに終わるとみる。
まずは、名古屋グランパスと京都サンガF.C.の対戦だ。通算戦績では名古屋が18勝8分8敗と大きく勝ち越しているが、ここで注目したいのが「ドローの内訳」だ。
このカードでの8つの引き分けのうち、実に7つが名古屋のホームゲームで生まれている。むしろ名古屋のホームでは、京都が5勝7分4敗とわずかに勝ち越しているほど。堅牢を誇る名古屋城でのこの戦績は見逃せず、会場とチームの相性から、今回もドロー決着になるとみる。
戦術の発展したJリーグでは、2度目の対戦となるシーズン後半戦が難しくなってくる。そこで注目したのが、この両チームのシーズン最初の対戦だ。
J1で再会した過去2シーズンでは、いずれも初戦で引き分けている。現在チームを率いる両監督とも、戦術家として知られる。優秀な指揮官同士の腹の探り合いは、ドローの気配が濃厚だ。