■次戦は鹿島アントラーズ戦
試合後、この痛恨の敗戦に鬼木達監督は「下を向かずに」と気持ちを振るいたたせたが、次戦のアウェイ鹿島アントラーズ戦はさらに厳しい展開が予想される。ジェジエウは出場停止で、車屋紳太郎はまだ詳しいことは分かっていないとしたものの、長引く可能性がある。CB2人をさらに欠く可能性があるのだ。
苦しい船出となった鬼木フロンターレだが、優勝奪還を目指すうえで楽な道は想定していない。沖縄キャンプ中、鬼木監督は、「仮に横浜FMとの試合でうまく行かなかったとしても、それで引きずらないように」と話し、さらに、「新しいチャレンジをそれで止めてはいけない」とも腹を決めていた。
「クラブチームにしかできないことを」と語っていた理想と、優勝という結果を求め、残りの34分の33試合に挑む。