2月17日、今季Jリーグのオープニングゲームが等々力競技場で行われた。優勝奪還を目指す川崎フロンターレが迎え撃ったのは、昨季王者の横浜F・マリノスだ。
開幕戦であり、王座奪還のライバルであり、そして神奈川ダービーという何重にも負けられないこの試合は、開始4分でスコアが動く。GKチョン・ソンリョンからのパスを相手にカットされると、西村拓真にあっさりと得点を許してしまったのだ。
緊迫した試合の立ち上がりで失点すると、その後、左サイドを中心に攻めようとするもゴールが奪えない。同7分の遠野大弥が1対1に持ち込んでのシュートも阻まれ、そこからさらに家長昭博がシュートを放つも枠外。それではと同29分に宮代大聖が豪快なシュートを放つも、これはポストを叩いてしまう。
そうしていると、同38分にエウベルに追加点を許してしまい、2点を追いかけるまさかの展開で後半に。するとその後半15分に車屋紳太郎が負傷交代してしまい、さらに同42分にはジェジエウが一発退場。先発したCB2人を欠く事態に。
それでも後半アディショナルタイムに川崎らしいパスワークから最後は新キャプテン橘田健人が一矢報いたものの、ここで試合終了。1-2で黒星発進となってしまったのだ。