FC町田ゼルビアに所属する、カタールワールドカップ(W杯)戦士が見せたシュート技術が反響を呼んでいる。
■別球種の2発
新社長にサイバーエージェントの藤田晋社長を迎え入れ、新指揮官には青森山田高校で黄金時代を築いた黒田剛監督が就任するなど、J1リーグに向けて改革を進める町田。新戦力としては黒田監督の教え子であるMF藤原優大(←浦和レッズ/育成型期限付き移籍)や、横浜F・マリノスでもプレー経験のあるFWエリキ(←長春亜泰)を補強するなど、オフシーズンにも大きな話題をもたらしている。
そんな中、オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(←ファジアーノ岡山)の獲得も話題に。同選手は先日行われたカタールW杯のメンバーに選出されると、グループD第2節チュニジア戦で貴重な決勝ゴールを挙げ、母国の決勝トーナメント進出に貢献。大会後の昨年12月31日に町田への加入が発表された。
そんな注目の新戦力が新天地で練習する姿を、町田の公式ツイッターが公開。「プロの選手達も唸る #ミッチェルデューク 選手のシュート技術をご覧ください!」というテキストとともに動画を公開した。映像では、デュークがペナルティエリア外からシュートを2本打つところが見られる。
1本目はパワー抜群の強烈なシュート。落としを受けてワントラップし、思い切り右足を振り抜いて枠の左上に突き刺した。一方、2本目ではコースを狙いすましたコントロールショットを披露。ペナルティアーク左手前で受けて、力を抜いてシュートを放つと、ボールは鮮やかなカーブを描いてゴール右へと吸い込まれていった。