ベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)が、日本人選手が大活躍したクラブ・ブルージュ戦のピッチ目線映像を公開した。
■日本人選手大活躍
ベルギーカップ・ラウンド16、クラブ・ブルージュ対STVVが現地時間12月21日に行われた。試合はSTVVが4−1の勝利を収めて、準々決勝に進出している。
2-1でSTVVが1点リードで迎えた後半24分、橋岡大樹が右サイドでボールを受けると、中央に右足でクロスを供給。相手GKと最終ラインの間を突いたボールに、走り込んできた林大地が右足で合わせてゴールネットを揺らした。その瞬間、林は両手を広げて大喜び。左コーナーフラッグ付近まで走っていき、膝から滑って喜びを表現した。
橋岡のアシストで林がSTVVに追加点をもたらした林だったがが、これだけでは終わらず。後半43分、前線でSTVVのFWジャンニ・ブルーノが競り合いで負けるが、ボールは林のもとへと転がってくる。その林はドリブルでPA左手前まで持ち上がると、右から走ってきたブルーノにグラウンダーのラストパスを送る。このボールを受けたブルーノが、GKの右横を突くシュートで1対1を制した。
日本人選手の大活躍もあり、STVVはリーグ3連覇中の王者に3点差で勝利。大金星となったこの試合の全4ゴールを、STVVの公式ツイッターがピッチ目線の動画で投稿した。中継で観る上からの目線とは違った、迫力ある映像を堪能できる。この投稿には「ナイスゴール」や「大地くん♡」などのコメントが寄せられている。