「フレキシブルで、広範囲な機動力はどの選手にもある」サッカー日本代表MF田中碧が語る次戦・クロアチア代表のイメージ。日本との共通点は、「タフなメンタリティを持っている」の画像
サッカー日本代表MF田中碧 撮影:中地拓也

 12月5日のカタールワールドカップの決勝トーナメント1回戦クロアチア戦に向けて、サッカー日本代表はドーハ試合で練習を行った。その後。田中碧が取材に応じた。

 今大会でサムライブルーが掲げている目標はベスト8。そのために勝たなければいけないのが、このクロアチア代表だ。

 同代表はここまでの3試合を4-3-3で戦ってきた。その最大の強みは中盤にあり、ここまで先発した選手はすべて同じ。ルカ・モドリッチレアル・マドリード)、マテオ・コバチッチ(チェルシー)、マルセロ・ブロゾビッチ(インテル)の3人が、日本の前にも立ちはだかると思われる。

 田中はまず、「僕が言うまでもなく」と前置きをしたうえで、中盤の選手について「世界的なビッククラブでやってますし、個人的な感覚で言うと、どの選手もどのエリアでもプレーできるすごく動ける選手。スペイン(代表)みたいに(MFセルヒオ・)ブスケツが真ん中で動かないのとは違って、ブロゾビッチは上がってもきますし左右にも動く。(そうした)フレキシブルで広範囲な機動力はどの選手にもある。それがクロアチアの特徴」と分析。技術と柔軟性と走力を兼ね備えた相手であることに警戒を示した。

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