■目を引いた相馬
大住「そうだけど、今話さないといけないのは、ワールドカップに向けた準備としてどうかということ。現状では、とてもじゃないけどグループステージでドイツとスペインに勝つというイメージが湧かないな」
後藤「幸いなのは、ドイツも全然ダメでオマーンを相手に苦労したということだね。ドイツがそういう状態で日本が100%だったら、勝つ可能性が出てくるかなと思うけど」
――相対的に柴崎岳が良く見えたということですが、他に気になった選手はいますか。
大住「相馬勇紀だね。結果として、ポジティブだったんじゃない」
後藤「この試合で唯一、コンディションが良さそうな選手だった」
大住「今回のメンバーの中では代表経験が少ない方だけど、右で先発して左にもまわっても堂々とプレーしていた。左右のウィングには伊東純也、久保、堂安律、三笘薫とそろっていて、南野拓実も前田大然もプレーできる。その中では出場時間は短いかくなるかもしれないけど、有効な武器になるんじゃないかなという気がした。相馬を選んで良かったと思うよ」
後藤「相馬が一番コンディションは良さそうだったよね。そうなると、やっぱり目立つよね」