■GKは誰が招集される?

 GKの中でカタールW杯行きが確実されるのは権田修一シュミット・ダニエルの2人だ。9月に行われたキリンチャレンジカップ2022のアメリカ戦とエクアドル戦ではともに安定したパフォーマンスを披露。正守護神として本戦行きの切符をさらに近くに手繰り寄せた。

 権田とシュミット・ダニエルに次ぐ第3GKの座に最も近いのは川島永嗣谷晃生だろう。代表で起用される機会は上記2選手に比べると少ないが、どちらかがカタールW杯に呼ばれる確率はかなり高い。経験豊富な川島を呼ぶか、それとも若い谷に経験を積ませるか、森保一監督の選択は注目必至だ。

 そんな中で、当落線上には大迫敬介が位置していると査定した。キャップ数は上述した4人と比較すれば少ないが、その実力はJリーグトップクラス。天皇杯とYBCルヴァンカップの決勝を森保監督が視察に来ていたが、そこでどのような評価を下されたかが気になるところだ。

 大穴としては西川周作中村航輔の名が挙げられる。

PHOTO GALLERY ■【図表】長友や冨安の「招集可能性」は? 日本代表、カタールW杯メンバー発表に向けた当落査定
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