■J2残留争いもクライマックス!

 J2残留争いは、勝点39で19位の大宮アルディージャ、同じく勝点39で20位のザスパクサツ群馬、勝点34で21位のいわてグルージャ盛岡、勝点31で22位のFC琉球がサバイバルを繰り広げている。

 今節は20位の群馬、21位の岩手が8日に試合を行なう。群馬は熊本、岩手は東京ヴェルディが相手だ。19位の大宮と22位の琉球は、翌9日に試合が組まれている。大宮はレノファ山口FCと、琉球はツエーゲン金沢と対戦する。

 21位の岩手は、東京V戦が引分け以下に終わると、勝点が「34」のままか「35」だ。今後到達できる最大勝点は「41」となる。そのうえで、今節、大宮と群馬が揃って勝利すると、両チームの勝点は「42」になる。岩手の21位以下が決まってしまうわけだ。

 22位の琉球は、引分け以下に終わるとその時点でJ3降格が決定する。

 金沢に勝つと勝点が「34」になり、残り2試合も連勝すると最終勝点が「40」になる。しかし、今節で大宮と群馬が勝利すると両チームの勝点は「42」で、琉球の21以下が決定する。

 群馬の対戦相手はプレーオフ出場を目ざす熊本で、大宮が対戦する山口は6戦負けなしと好調だ。両チームにとっては難しい試合となりそうだが、果たして歓喜と悲哀が交錯するのか──。

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