【J2第40節プレビュー「最終局面」】J1参入プレーオフ出場圏争いは「勝点64」4位・ロアッソ熊本と「勝点63」5位・大分トリニータが「決定」も!J2残留争いはFC琉球といわてグルージャ盛岡が「崖っぷち」!【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
大分トリニータはJ1参入プレーオフ出場を決められるか   写真:アフロ
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■4位・熊本、5位・大分がプレーオフ出場を決めるか

 残り3試合となったJ2リーグのJ1参入プレーオフ出場圏を巡る争いは、すでに3位のファジアーノ岡山が切符をつかんでいる。10月8、9日開催の40節でプレーオフ出場を決める可能性があるのは、4位のロアッソ熊本と5位の大分トリニータだ。

 ここまで勝点64の熊本は、8日のザスパクサツ群馬戦に勝利すると勝点67になる。7位の山形が残り3試合に全勝しても「66」なので、6位以内が確定する。

 群馬戦が引分けや敗戦に終わっても、7位のモンテディオ山形、8位の徳島ヴォルティス、9位のジェフユナイテッド千葉、10位のV・ファーレン長崎の結果次第でプレーオフ出場が決まる。

 勝点63で5位の大分は、横浜FC戦に勝利すると勝点66になる。そのうえで、6位の仙台が敗れるか、7位の山形が引分け以下に終わると、6位以内が確定する。引き分けに終わった場合も、7位のから10位の長崎までの結果によって、プレーオフ出場を決めることができる。今節でJ1昇格を決めたい横浜FCとのアウェイゲームは、大分にとっても大一番だ。

 ちなみに、千葉は8日にブラウブリッツ秋田とのアウェイゲームに挑む。8位の徳島は10位の長崎とのアウェイゲームで、この試合も8日に行なわれる。山形は翌9日に、水戸ホーリーホックと対戦する。

 プレーオフ出場を巡る争いも、今節で動きがありそうだ。

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