■CF陣の本戦行きはどうなる?
アメリカ戦で先発出場した前田大然の招集確率は85%と予想。CFとして前線から激しいプレスをかけ、“2度追い”を何度も実行して相手のパスミスを誘った。高強度のプレッシングを持続できる能力は、ボール保持を得意とするドイツやスペイン相手に非常に有効であるため、本戦でのスタメン出場の可能性も高いだろう。
セルティックでエースとして活躍する古橋亨梧だが、代表では思ったような結果を残せていない。今回はエクアドル戦でスタメン起用となり、何度か前線でボールを呼び込んだものの周囲と噛み合わずに前半で交代。決定機も決めることができず、かなり悔しいゲームになってしまった。W杯メンバー入りには、比較的似たタイプである浅野拓磨の復帰のタイミングも影響するだろう。招集確率は60%と予想した。
上田綺世はエクアドル戦でハーフタイムから登場。すると前線でターゲットとなり、流れをモノにできていなかったチームの基準点となった。相馬からのクロスに合わせて惜しいシーンも演出し、評価を高めた1人といえる。そんな上田のW杯行きは、可能性は低いが大迫勇也のコンディションが影響してくるかもしれず、招集確率は70%と予想した。
相馬と同じくE-1での活躍を受けて今回の代表入りを果たした町野修斗だったが、ほとんど見せ場をつくることができず。さまざまな場面で奮闘しようとしていたが、攻守において目立ったプレーを披露できずに終わってしまった。今回のチャンスを活かし切れなかったため、本戦メンバー入りの可能性は20%と推測している。