■カタールへできる限りの準備
板倉は9月12日のクラブでの練習中に負傷。左膝靭帯の部分断裂であることが発表され、ワールドカップ中の復帰が見込まれているとチームは明らかにしていた。日本のグループにはドイツとスペインが同居しており、ワールドクラスの攻撃陣を対峙しなくてはならない。実際には回復の状況を見守らなければいけない部分もあるが、カタール本番でのその守備力があるかどうかで日本代表は戦い方が大きく左右するだけに、合流が望まれている。
この合宿で板倉がどの程度チームと接触を持っているかは不明だが、反町技術委員長やチームにアドバイスを送っている長谷部と一緒にいることは、今後の合流の際にかなりプラスとなるはずだ。
等々力から杜の都を経由して欧州で活躍する板倉が、カタールに向けてできる限りの準備を行っている。