■メンバーを代えるも…

 浦和はハーフタイムに3枚替え。宮本優太に代えて肉離れから復帰した酒井宏樹、関根に代えて小泉佳穂、シャルクに代えてダヴィド・モーベルグを投入した。配置を大きく変えることはなく、前半と同じような攻撃の構造でC大阪ゴールへと迫っていく。

 しかし、時計の針がいくら進んでもC大阪の集中は途切れない。コンパクトなブロックを維持しつつ、前線の選手を交代してカウンターのキレを落とさないように努めていた。

 浦和は終盤、クロスに合わせるため知念もペナルティエリア内に入って行くなど、さまざまな手を使って得点を目指したが、1点が遠く敗北。公式戦8試合ぶり、埼スタでは2月26日のガンバ大阪戦以来となる約6か月半ぶりの黒星を喫している。

 9月17日にはJ1第30節の湘南ベルマーレ戦を戦い、そのあとはルヴァンカップで再びC大阪と相まみえる。“第1試合”を落としてしまったが、残りの2試合では勝利をつかみたい。

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