■江坂のゴールでとどめ
これで2戦合計3-1と浦和がリード。少なくとも2得点が必要となった名古屋はハーフタイムに4枚代えを敢行し、積極的にゴールを狙うようになる。
しかし浦和は粘り強くゴールを守り、徐々に相手の息の根を止めていく。83分には5-4-1へとシステムを変更し、守備を固める意思を見せた。そのなかで、少ないチャンスから江坂任がとどめを刺す。途中出場の33番は、86分、ペナルティエリア中央へ侵入して強引に相手DFを2人かわしてゴール左下に流し込んだ。
その後スコアは動くことなく、ゲームは3-0で終了。浦和が前回王者を破り準決勝進出を決めた。決勝をかけて戦う相手はセレッソ大阪だ。