■プレーオフまで救済策は万全
2026年大会のアジア予選に出場するのは、47チームになると予定されている。北マリアナ諸島はFIFA未加盟のため、現在のFIFAランキングにはAFCから46チームしかはいっていないが、AFCの計画では北マリアナ諸島を加え、ランキングで26位から47位の22チームが「1次予選」に出場する。このラウンドでは、2チームずつ組み合わせ、ホームアンドアウェーで戦って勝者11チームが「2次予選」に進出する。
「2次予選」は、ランキング25位までの25チームと、1次予選を勝ち抜いた11チーム、計36チーム。これを4チームずつ9組に分けて行う。日本はこの段階から加わることになるはずだ。ホームアンドアウェー形式で2023年の11月にスタートし、2024年の6月までに終了する。(【表2】参照)
そして各組上位2チームが「最終予選」に当たる「3次予選」に進出。計18チームを6チームずつ3組に分け、これもホームアンドアウェー形式で行われる。開幕は2024年9月。すべてFIFAの「国際試合カレンダー」を利用し、10月、11月、さらに2025年の3月、6月まで1か月に2試合ずつ、各組全10節を行う。
「アジア・プレーオフ」は2025年の9月から10月にかけて。残りの2座を争う最初のリーグも、「インターコンチネンタル・プレーオフ」出場権をかけた試合も1戦制なので、中立地での集中開催になる可能性が高い。