フライブルクに所属する日本代表MF堂安律が移籍後初ゴールを決めた。DFBポカール1回戦、カイザースラウテルン対フライブルクが7月31日に行われた。延長戦の末にフライブルクが2−1の勝利を収め、2回戦進出を決めた。
■移籍後初ゴール
初公式戦で堂安がいきなりゴールを決めた。22/23シーズンのブンデスリーガが開幕する前に、今季初の公式戦となるDFBポカールの1回戦が各地で行われた。今季からフライブルクでプレーする堂安はいきなりスタメンに名を連ね、フライブルクでの公式戦デビューとなった。
前半32分に先制されたフライブルクは、ゴールを奪うことができずリードを許す展開が続く。だが、試合終盤の82分にロランド・サライが執念の同点弾を決めて試合はイーブンに。そして90分で決着がつかず、延長戦に突入した。延長前半は0−0で折り返すが、延長後半に堂安が直接FKを沈める。
111分、ペナルティエリア手前中央でFKを得たフライブルクのキッカーは堂安。堂安は左足を振り抜くと、ボールは右ポストに当たりゴールへ吸い込まれた。GKも取れないギリギリのコースへの超絶FKを堂安が決めた。このゴールにはツイッター上で「これは取れない」や「めっちゃ落ちてる」、「素晴らしいゴール」など話題となっている。