EAFF E-1サッカー選手権(東アジア選手権)2022決勝大会第3節、日本代表対韓国代表が7月27日に行われた。日本が3−0の勝利を収め、宿敵韓国を撃破。日本は4大会ぶり2度目の優勝を決めた。
■大活躍の日韓戦
Eー1選手権の最終節の舞台は豊田スタジアム。このスタジアムを本拠地とする名古屋グランパスに所属するMF相馬勇紀が圧巻の活躍を見せた。初戦の香港代表戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた同選手は左ウィングのスターティングメンバーとして優勝がかかる重要な日韓戦に臨んだ。
韓国戦の前半は日本ペースで進んでいく。前線からの積極的なプレスが効果的で、韓国ゴールに迫る場面が多かった。ただ、チャンスは作りながらも前半はゴールを奪うことができず、0−0のスコアレスで後半に折り返す。
すると、後半に相馬が圧巻の活躍を見せる。49分、右サイドで藤田譲瑠チマがボールを受けクロスを供給。ファーサイドに走り込んできた相馬がヘディングシュート。これをゴールに叩き込んだのだ。藤田の極上クロスももちろんだが、ファーサイドに走り込みながらの相馬のヘディングは難しいシュート。Jリーグではなかなか見られない相馬のヘディングシュートだが、ポテンシャルの高さを見せつけた。