日本代表は7月27日、E-1選手権にて韓国代表と対戦し、3-0で勝利。見事4大会ぶりの優勝を収めた背景には、横浜F・マリノスの選手たちの活躍が色濃く表れた。
■代表でも「マリノスの形」を見せる
今回先発出場したうちの6人が横浜FMのメンバーだった。そのなかでも、攻撃面での連携は見事で、特に右サイドの小池龍太、藤田譲瑠チマ、水沼宏太のコンビネーションは圧巻と言えた。
どこに移動すればどこにスペースが生まれて、そこを埋めるべきなのは誰なのか。彼ら3人は完全にそれを共有できており、試合中に何度もシンクロしていた。5レーンの棲み分けも非常にスムーズで、まるで横浜FMのユニフォームを着てプレーしているようだった。
決定的だったのが3点目だ。藤田→西村→小池とワンタッチで連続でつないで、最後に町野修斗がゴール前でクロスに合わせた得点。あのゴールシーンだけ切り取れば、完全にマリノスの試合である。