■7月19日/Eー1サッカー選手権 日本 6-0 香港(カシマ)
EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会日本の日本代表対香港代表が7月19日に行われ、日本が6-0の勝利を収めた。大量得点を招いた一人である西村拓真は、A代表デビューで2ゴールというインパクトを残し、新たなアタッカーとして代表に爪痕を残した。
■西村がA代表デビューで2ゴール
今回はGK鈴木彩艶、MF水沼宏太、MF藤田譲瑠チマ、FW西村拓真、FW町野修斗の5選手が先発でのA代表デビューとなった。2ゴールを奪った西村と町野、そして攻守に貢献していた藤田、良いクロスで攻撃に貢献した水沼はデビュー戦にしてアピールに成功したと言えるだろう。
西村は4−2−3ー1のトップ下でスタメン出場した。2点リードで迎えた22分、日本は右サイドでボールを失うが、水沼がスライディングで相手からボールを奪う。そのボールがルーズボールになるも、相馬がボールを拾ってダイレクトで縦パスを供給。これを受けた西村は、ワントラップ目でボールを収められなかったものの、そこから持ち直して反転から右足のシュートを放つ。すると、これがゴール右に決まった。シュートセンス抜群の西村らしいゴールだった。
さらに40分、今度は強烈なミドルシュートを決める。右サイドで藤田からボールを受けると、反転からドリブルで仕掛ける。そして、ゴールまで距離がありながらも左足を振り抜くと、ボールは見事にネットを揺らしたのだ。圧巻の2ゴールを叩き込んだ西村にはツイッター上で「西村が見つかってしまった」や「レベチ」、「最高」などの声があがった。