■中盤は神奈川メンバーで構成されるか⁉

 初めての選手が多いことを考えれば、いつもの4-3-3からシステムを変更するとは考えにくい。しかも、この形は配置だけ見れば選手の選出数が最多となった横浜FMも同じ。3人選出の川崎も採用しているため、メリットは多いだろう。

 そうした観点を基準とすると、最も予想しやすいのが最終ラインだ。このチームのキャプテン候補であり、W杯アジア最終予選と6月シリーズでも出場していた谷口彰悟は当確だろう。また、同じく最終予選と6月シリーズで出場した山根視来が右SBになると予想される。

 谷口と組むCBの相方は、名古屋の中谷進之介だろう。中谷もW杯アジア2次予選に出場し、最終予選の大一番でも追加招集されていることから、森保監督の一定度の信頼は得ているはずだからだ。左SBは、指揮官の信頼度という意味で佐々木翔(広島)がリードしていると思われる。

 守護神は、今回の招集メンバーで唯一出場経験のある大迫敬介(広島)と考えるのが自然だ。ビルドアップ能力の高い鈴木彩艶(浦和)も考えられるが、初戦は手堅く行くと予想される。

 次に中盤だが、神奈川勢を中心に組み立てると、岩田智輝藤田譲瑠チマ脇坂泰斗となりそう。この3人は、積極的なプレーをチームで披露しており、代表でもぜひ見たいところ。一方で、A代表で13試合出場している橋本拳人(神戸)の起用も考えられる。

PHOTO GALLERY ■【日本代表 予想スタメン図】中盤3枚は横浜FMと川崎で構成されるか⁉ 『日本代表 香港代表戦の予想フォーメーション■
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