■三笘を抑えたDF
レネ・ヴァイラー新監督の下、躍進を続ける鹿島アントラーズ。その右SBとして高パフォーマンスを発揮している常本佳吾に、今回のE-1でA代表デビューのチャンスが巡ってきた。
現在23歳の常本は、明治大学を経て2021年に鹿島へ入団。シーズン途中からスタメンをつかむと、ここまで継続してプレー機会を得ている。
また、昨年の5月30日に行われたJ1第17節川崎戦では、試合には敗れたものの、Jリーグで無双していた三笘薫をほぼ完ぺきに封じて話題に。その守備力が改めて評価された一戦となり、名を全国に轟かせた。
迎えた今季も守備職人ぶりを遺憾なく発揮。あらゆるアタッカーをタッチライン際で抑えてチームの勝利に貢献している。今大会で初招集となっても、大きなサプライズにはならないだろう。