■浦和レッズはリーグ5試合負けなし
横浜ＦＭのような連勝とはいかないが、リーグ戦５試合負けなしなのが浦和レッズだ。前節は決定力不足の一面を見せながらも、ダヴィド・モーベルグの２ゴールなどで勝点１を手にした。
今節対戦するＦＣ東京とは今季第８節で顔を合わせ、０－０で引き分けている。両チームのスペイン人指揮官による戦術のぶつかり合いとなり、今節もさまざまな駆け引きが行われることだろう。
ただし、両監督にとっては、そのスコアレスドローが初の顔合わせではなかった。浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督とＦＣ東京のアルベル監督は、すでにＪ２で対戦しているのだ。
２０２０年、リカルド・ロドリゲス監督は徳島ヴォルティス、アルベル監督はアルビレックス新潟を率いて対戦。結果は、リカルド・ロドリゲス監督率いる徳島ヴォルティスが１勝１分と勝ち越した。
ロジックを好む戦術家同士の対戦は、答えも論理的になるはずだ。Ｊ２での対戦結果と照らし合わせて、今回は浦和の勝利で落ち着くと予想する。
スペイン人監督はＪ２にもいる。徳島ヴォルティスのダニエル・ポヤトス監督だ。
徳島は現在１４位だが、ここ３試合は２勝１分と上向いてきた。ただし、今節は相手が悪い。首位の横浜ＦＣとは今季第１６節で対戦し、終了間際に１点を返すのがやっとだった。今回の対戦でも、横浜ＦＣが順当に勝点３を積み上げるだろう。
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