プレミアリーグのチェルシーがマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングと個人合意に達したようだ。『SPORTS JOE』や『BBC』などの複数の英メディアが報じている。
■チェルシーでのポジションはあるか?
攻撃的なポジションならどこでもプレーできるイングランド代表だが、本来の適正はウィングだろう。どちらかのサイドを問わずにプレーできるのは、彼の強みだ。また、ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとではセンターフォワードでもプレーしている。
チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督がこのチームで採用するフォーメーションは、3−4−2ー1。ウイングが適正のスターリングは、ウィングバックでも問題なくプレーできるだろうが、守備への負担を減らしてよりゴールに近い位置でプレーさせるのが得策だろう。そうなるとロメル・ルカクが抜けたCFの位置か、シャドーが妥当だ。
とはいえ、このチームでのシャドーの候補者は多すぎる。新たなCFを獲得しなければ、ティモ・ヴェルナーをCFに置き、シャドーにスターリングとカイ・へフェルツを並べることも考えられる。また、シャドーには他にもメイソン・マウントやクリスティアン・プリシッチもおり、スターリングの加入でポジション争いは激化すると見られる。ハフェルツもCFで起用でき、スターリングと2トップを組ませても面白い。スターリング、ハフェルツ、ヴェルナーとCFで起用できる選手が増えたこともチェルシーにとっては大きなプラスだ。