■「他のチームではなく自分たちとの闘い」
現在、リーグ戦では２試合白星がなく、順位も３位に落としているが、「貫くところは貫かなきゃいけない」と断言した。
「今シーズン、最初は結果を残していかないと難しいシーズンになると思ったので、そこをすごく求めた。ただ、実際にシーズン１年を通して内容がない中で結果だけを求めて勝てるほど甘いリーグではないということも重々承知していたので、もっともっと内容がいい中で結果がついてくるように求めていた。ただ、それがチームを難しくした時期もあったし、今もそうかもしれないんですけど、それがリンクすれば勢いになると思う。そのために、今は我慢しながらも勝ち続けたい」
そして、「まだそんな時でもないんですけど、諦めなければ、チャンスはいつでも回ってくる。そういう意味で、自分たちから崩れることはしない。自分たちだけにフォーカスする。他のチームではなく自分たちとの闘い」と、矢印を自分に向ける姿勢を変えなかった。
「サポーターの方にも、このチームを応援していてよかったと思えるように」
この苦しい期間を経て、等々力に歓喜をもたらしてみせる。
