■7月2日/明治安田生命J1第19節 C大阪 2ー1 川崎フロンターレ(ヨドコウ)
等々力で1-4と大敗したC大阪にリベンジをしたかった川崎フロンターレは、前半にCKからDF谷口彰悟が先制。幸先よくゲームを進めたものの、後半14分、そしてアディショナルタイムと失点を許して逆転負け。3戦ぶりに勝点を落とした。
チャンスをいくつも作り出した前半だった。3分に脇坂泰斗がシュートをポストに当てると、そのこぼれ球を家長昭博が押し込もうとしたシュート。18分にパスをつないで、最後は家長。21分には、小林悠のヘディングシュート。29分には、裏に抜け出した小林のシュート。どれも決定的な場面ばかりで、早い段階で複数得点してもおかしくない展開だった。
しかし、実際にゴールネットを揺らしたのは、36分の谷口のヘディングだけ。このようにいくつものチャンスを逃し続けたツケが、後半に回った。失点はどちらもセットプレー。「もう1点、2点と、取り切らないといけない。1点差だと、アクシデントというか、セットプレー一発、カウンター一発もある」と前節・ジュビロ磐田戦の後、鬼木達監督が言っていたコメントが思い出されるような展開だった。磐田戦は85分にCKから失点していた。1週間後のヨドコウで、同じ展開でさらに悪い結末となった。