ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスのアーセナル移籍は、正式発表を待つのみとなっているようだ。英メディア『サン』が現地時間6月28日にジェズスとアーセナルのテクニカルダイレクター(TD)・エドゥ氏と抱擁している画像を投稿した。
■ハーランド加入でマンC退団へ
来シーズンを前に、マンチェスター・シティはボルシア・ドルトムントからノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを獲得。複数のビッグクラブとの争奪戦を制し、今夏の大型移籍を早々に成功させた。この移籍によって、ジェズスのマンC退団が濃厚となったと複数の海外メディアが報道しており、中でもアーセナルが移籍先の有力候補として筆頭に挙がっていた。
逆にアーセナルは、FWピエール=エメリク・オーバメヤンが今季途中に規律違反により退団し、バルセロナへ加入。さらに今季終了後にFWアレクサンドル・ラカゼットが退団し、オリンピック・リヨンへの移籍が発表されていた。最前線の2人が抜けたことで、アーセナルでは23歳のFWエディ・エンケティアがセンターフォワードを務めることが多くなり、薄くなったCF陣の補強が急務となっていた。
そこでアーセナルが白羽の矢を立てたのが、マンC退団が濃厚となっていたジェズスだった。『サン』によると、ジェズスの移籍金は4500万ポンド(約75億円)になる見込みであるという。