■伝説のゴールを彷彿？
仲間のこのゴールが話題となったのは、移籍後リーグ戦初ゴールというだけではない。ツイッター上では「仲間くんらしいゴール」や「やっぱ、泥臭く、最後まで諦めない選手は恐い」、「明らかに調子が上向き」などのコメントがあったこと。そして、”あるゴール”と似ているという投稿が多々あったことによる。
それは、鹿島の先輩である元日本代表ＦＷ鈴木隆行氏が２００２年の日韓ワールドカップで決めた伝説のゴールだ。グループリーグ初戦のベルギー代表戦で小野伸二からのロングボールに鈴木氏が反応し、最後は足を伸ばしてチョンと触り日本代表に歓喜をもたらした。怖さを恐れず飛び込んだプレー、滑り込みながら足を伸ばしたシュートは、まさに鈴木氏のゴールを彷彿とさせた。
ついにリーグ戦でも移籍後初ゴールを決めた仲間。６月はこれで公式戦５試合で３ゴールと絶好調。この勢いのまま、さらに多くの白星を鹿島にもたらしてみせる。
