【J2「首位決戦」】横浜FCがアルビレックス新潟に快勝で首位返り咲き!四方田監督・キャプテン長谷川竜也・エース小川航基が語った“ブレイクスルーワード”「決勝戦・成長・殻を破れた」【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
見事なヘディングゴールを決めた小川航基(横浜FC)   撮影/中地拓也

■三ツ沢に今季最多9100人!2位・横浜FCと首位・新潟が激突

 横浜FCが首位に立った。

 J2リーグは6月25、26日に23節が行なわれ、横浜FCは首位のアルビレックス新潟をホームに迎えた。

 18時03分のキックオフ前から、ニッパツ三ツ沢球技場は緊張感とざわめきに包まれていた。新潟のファンがアウェイのゴール裏はもちろん、メインスタンドの三分の一までをオレンジ色に染めた。横浜FCのサポーターも、もちろんスタンドを埋め尽くしている。横浜FCのホームゲームで今シーズン最多となる9100人の観衆が、首位決戦を見つめた。

 横浜FCにとっては、首位決戦と同時にリベンジの一戦でもあった。5月21日のアウェイゲームは、0対3で敗れていたのだ。FW小川航基は「あの新潟戦は前半戦で一番やりにくかったですし、強かったですし、そこへのリスペクトはありました。そのなかでどういう戦いをしなければいけないかを話し合って、この試合に向けた僕らのモチベーションは高かった」と話す。キャプテンの長谷川竜也も、「新潟には前回やられているので、もうやられないぞという意識は強かった」と言う。

 この日、横浜FCはメリハリのあるゲーム運びをした。新潟にボールを握られる展開のなかで、自陣で構えるだけでなくけん制をしながら奪いにもいった。取りどころを見つけにくければ、ゴール前で跳ね返した。

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