■飛行機から見える美しい景色
さて、飛行機に乗って世界を旅していると、飛行機が着陸する瞬間に美しい光景に遭遇することがあります。
たいていは飛行機が高度を落としていくとともに雲の間から畑や森林、そして道路や鉄道(時には運河)などが見えてきます。道路を走る車が大きく見えてくる頃には周囲の住宅などが確認できます。行き交う人々の姿を見て、その土地での暮らしなどを想像することもあります。
また、突然、有名なスタジアムが見えたりすると何故か、たいへんに得をした気分にもなります。
美しい景色を目にすることもあります。
たとえば、最近NATO加盟を巡って話題になったフィンランドの首都ヘルシンキのヴァンター空港。
フィンランドというのは平坦な国で、国土のあちこちに大小の美しい湖が点在していますが、南側のフィンランド湾方面からアプローチすると、海岸や入り江、そしていくつもの湖が見えて、とても美しい景色が広がっています。
だいたい、海に近い空港では海岸線が美しいようです。成田国際空港でも、南側から進入するルートでは九十九里海岸が広がっているのが目を引きます。