■関根「ボールを大切に持ちすぎずに狙っていく」
関根は、果敢に仕掛けた大久保に少なからず感化されたのか、「ボールを持っている時こそ、大事にし過ぎている印象がある」と、これまでの試合を振り返った。
ここまでの戦い方を見ると、浦和はどちらかと言えば相手よりもボールを保持する時間帯は多かったものの、チャンスを決め切れなかったりと、無得点に終わることもあった。
「クロスにしてもチャンスと思ったら上げるべきだし、シュートも同じ。ボールを持てる試合こそ、ミスを恐れずに積極的に闘うことが大切だと思う。そうすれば相手もズレてくるはずだし、勢いを大事にしてプレーしていきたいです」と、関根はリーグ後半戦へ向けての突破口を話した。
「浦和は、勝たなければならないクラブであり、勝ち続けなければいけないクラブ。苦しい状況ではあるが、結局、答えはシンプルで、自分がやりたいプレーや得意なプレーをすることでチームを助けられるし、勢いをもたらすことができるはず。オフ明けからそういうプレーを意識してやっています」と、ここからの反撃を誓う。
リーグ戦はちょうど折り返し地点。名古屋戦の結果と手応えを自信に変えて、ここから這い上がることができるか。
■試合結果
浦和レッズ 3-0 名古屋グランパス
■得点
21分 アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ)
23分 伊藤敦樹(浦和レッズ)
36分 関根貴大(浦和レッズ)