今シーズン、大車輪の活躍を見せたゲンクの日本代表FW伊東純也。ジュピラー・プロ・リーグで決めたスーパーゴールにスポットを当ててみよう。
■華麗な連携からの強烈なゴラッソ
加入4年目となった伊東は、シーズン序盤からスタメン出場を継続。すると、2021年8月15日に行われた第4節ルーヴェン戦にて今季リーグ初得点を決めている。
2-0で迎えた77分、右タッチライン際でパスを引き出した伊東はワンタッチでハーフスペースの味方に預ける。ダイレクトでの折り返しを受けると、再びワンタッチパスで中の選手に預けて内側への侵入を開始。もう1度折り返しをもらい、最後にもう1度ワンツーを実行して、ペナルティアークから左足一閃。強烈なシュートをゴール左に突き刺した。
6連続でのワンタッチパスから生まれたこのゴラッソは、ジュピラー・プロ・リーグの年間ベストゴールに選定。さらに15アシストを記録してアシスト王にも輝いた。
まさに順風満帆のシーズンを送った伊東。日本代表でも不動の右サイドアタッカーとして躍動し、カタール・ワールドカップへと導いている。
29歳のFWにはレバークーゼンやボルシアMGなどからオファーがあるとも報じられているが、来季は5大リーグへのステップアップを果たすことになるのだろうか。