■首位・新潟のGK小島と左SB堀米を選出

GK 小島亨介(新潟)

全21試合にフルタイム出場し、徳島に次ぐリーグ最少2位タイの18失点に止めている。クリーンシートは8試合を記録。スアレス(徳島ヴォルティス)、新井章太ジェフユナイテッド千葉)、ブローダーセン(横浜)らも印象的なプレーを見せているが、首位チームの支えとなっている小島の安定感を評価した。

 

右SB 河野諒祐ファジアーノ岡山

ここまで17試合出場、15試合先発で、チームトップの5アシストをマーク。思い切った攻撃参加で右サイドを活性化し、岡山が前半戦を4位で折り返すことに貢献した。リスタートのキッカーも務めており、20節の金沢戦では右CKから2つの得点を演出している。右SBでは藤原奏哉(新潟)、奥山政幸FC町田ゼルビア)らも候補にあがってくる。

 

右CB 新井一耀(千葉)

千葉では3バックの右CBを基本ポジションとしているが、ここでは4バックの右CBで選出。新潟、岡山と並んでリーグで2番目に失点の少ない千葉の最終ラインで、ここまで全試合に出場している。前半戦4ゴールは見木友哉と並ぶチームトップ。9節の横浜FC戦では、90+5分に同点へ持ち込むヘディングシュートを決めている。

 

左CB ヨルディ・バイス(岡山)

京都サンガF.C.のJ1昇格に尽力した昨シーズンと同じく、攻守両面で高い貢献度を示している。岡山では3選手が全試合に出場しているが、フルタイムでピッチに立っているのは彼だけだ。柳育崇と構成する最終ライン中央は、J2屈指の「要塞」と言ってさしつけない。攻撃においても、1得点2アシストの数字を上回る存在感がある。

 

左SB 堀米悠斗(新潟)

前半戦首位ターンの新潟で、27歳のキャプテンは不動の左SBとなっている。複数のレーンを使い分けることができ、2列目の選手を巧みにサポート。パスの出し手となるのはもちろん受け手にもなり、ビルドアップから攻撃の仕上げにまで関わる。

PHOTO GALLERY 全ての写真を見る
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4