■徐々に圧倒され、ブラジルペースで前半終了

 FIFAランキング1位のブラジル代表を国立競技場に迎えた日本代表。アジア最終予選で活躍した選手たちがスターティングメンバーに名を連ねるなか、原口元気中山雄太古橋亨梧が先発出場している。

 試合では、序盤にポスト直撃の危険なシュートを打たれるも、何とかはじき返したところからスタート。

 その後サムライブルーは、伊東純也と原口元気を中心に右サイドの打開を試みて攻撃。タッチ数の少ないパス回しからクロスによる崩しでゴールを狙った。左サイドでは南野拓実が切れ味鋭いドリブルを見せて会場を沸かせている。しかし、決定機らしい決定機は作ることができず。

 一方守備面では、4-5-1と4-4-2を行き来するようなプレッシングでブラジルに対応。古橋と中盤3枚の運動量を活かしたディフェンスで相手の選択肢を削る。

 しかし、ネイマールビニシウス・ジュニオールらによる切れ味鋭いドリブルがキレを増し、時間が経つにつれてファウルの回数が増えていき、前半のうちにシュートは10本以上放たれた。それでも、板倉滉長友佑都などのDF、そしてGK権田修一らによる粘り強い守備を見せ、45分を無失点に防ぐことに成功した。

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