キリンチャレンジカップ2022、日本代表対パラグアイ代表が6月2日19時キックオフで行われ、日本が4-1の勝利を収めた。代表復帰を果たした鎌田大地が約1年ぶりのゴールで結果を残した。
■ドイツで急成長の鎌田が結果を残す
しばらく代表から遠ざかっていた鎌田だったが、フランクフルトでの活躍が認められて今回の6月シリーズの代表戦で代表復帰を果たした。その鎌田はパラグアイ戦でスタメンに名を連ね、キレキレの動きで日本の勝利に貢献した。
浅野拓磨のゴールで先制した日本は42分、右サイドでボールを受けた堂安律がクロスを供給。そのボールに鎌田が飛び込んでヘディングシュート。ボールは相手GKの背中に当たりゴールに吸い込まれた。さらに60分の三笘薫のゴールでは起点となった。
それだけではなく、後半の鎌田はほぼ無双状態。ゴール前では中山雄太へスルーパスを出し、中山はクロスを供給。前田大然へはあと一歩合わなかったが、鎌田がチャンスを演出。さらには巧みなボールタッチでのドリブルでペナルティエリア内に侵入すると自らシュート。相手GKが弾いたボールを前田が押し込むが、ボールはクロスバーの遥か上へ飛んだ。鎌田は幾度もチャンスを作り、日本の攻撃の要となっていた。