■シュート練習で飛んだ「綺世、ナイス!」の声
このミニゲームの段階で、守田は別メニューでの調整に移った。また、練習終盤には冨安もピッチに出てきた。アーセナルのDFは、他の選手とは離れて入念に走り込みをすると、コーチ陣とボールを触ったトレーニングに移行。ボールの感触を確かめるようにトラップするなどしていた。
練習が終わったあとも、南野、上田、田中の3人はシュート練習を敢行。特に輝きを放ったのが上田で、次々とゴールネットを揺らしていった。対峙するGKは悔しさを声で表現し、コーチ陣からは何度も「綺世、ナイス!」と声が飛んでいた。
ブラジル戦との一戦は6日。場所は国立競技場で、国民の注目が集まるのは必至。ワールドカップ本番でドイツ、スペインという超強豪と戦うえで、これ以上ないテストマッチとなる。