大住「負けるにしても、とにかく点を取ってほしい。出合い頭みたいのではなくて、ブラジル相手にこういう攻撃をしようと取り組んだ上での得点を見てみたい。そうすれば、ドイツやスペインの守備を相手にしても何とかなるんじゃないか、という自信が持てると思う。伊東純也が走って崩して、センタリングを上田綺世が折り返して誰かが決めるとかさ」

後藤「南野拓実が、この間の試合のようなすごいゴールを決めるかもしれない」

大住「あるいは鎌田大地が決めるとかね。そういうゴールをブラジル相手に決めるのを見てみたい」

■鎌田は初戦から先発か

――鎌田の名前が出ましたが、今回出番は多くあるでしょうか。

後藤「当然、プレータイムは長く与えられるでしょう」

大住「クラブであれだけの活躍をしているんだから、当然一度は先発で使われると思う」

後藤「今までチームを離れていたからこそ、どういう形で使うかも含めてテストしないといけない」

大住「そうだよね。だから初戦のパラグアイ戦で先発になる可能性は十分にあるよね。プレーが良ければ、ブラジル戦にも先発するかもしれない」

後藤「守田英正田中碧遠藤航の三角形でずっとやってきた中盤にどうやって鎌田を組み込むかというのは、この6月シリーズの重要なポイントのひとつだと思う」

大住「もしかしたら、その三角形の誰かと代わるかもしれないし、フォーメーションを4-2-3-1にするかもしれない」

後藤「僕は両方を少しずつやってみるのがいいと思う。両方を45分以上はやってみるべきだと思うけどね」

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