■角田涼太朗が新境地開拓へ
現在の横浜FMで成長著しいのが角田涼太朗。
角田は大学ナンバー1のCBとして昨季途中に入団。2021シーズンはJ1で1試合の出場に留まったものの、今季はすでに5試合出場している。
ケヴィン・マスカット監督の信頼をつかんだ22歳はACLでは5試合プレー。そのうち4試合はCBではなく左SBとして出場した。
本職ではないポジションでのプレーのため、自身の前にいるエウベルのサポート用の位置取りがズレるなどしていたが、それでも安定したパフォーマンスを披露。第3節シドニーFC戦では決勝点を決めて1-0での勝利に貢献した。
まだ永戸勝也の牙城を崩すには至っていないものの、左CBと左SBをこなせる万能型DFとして新境地を開拓しつつある。
果たして、ACLでも安定したパフォーマンスを見せつつチーム戦術を上積みしている横浜FMは、J1の舞台で猛威を振るうことができるだろうか。