■「CF・トップ下」コンビの安定化
流動的にメンバーを変えて戦う横浜FMだが、今回の6試合のなかでCFとトップ下のコンビが固定されつつあった。特にアンデルソン・ロペスと西村拓真のコンビは相性抜群。
CFのアンデルソン・ロペスは後ろ向きで受けて味方に預け、ビルドアップを円滑にしつつ得点を記録。西村は豊富な運動量を誇り、攻守に奔走しつつも2列目から飛び出してゴールに絡めるタイプのトップ下だ。
グループステージで前者は2ゴール、後者は1ゴールを記録。今シーズンの公式戦全体で見てもそれぞれ6ゴールと5ゴールを決めており、チーム内の得点ランキングでは1位と2位。
マルコス・ジュニオールやレオ・セアラなど強力なライバルとしのぎを削りつつ主力を張るこの2選手は、J1に戻っても再びチームを勝たせることだろう。