【J1プレビュー】復活の「ナショナルダービー」! 優勝のために常勝軍団が乗り越えねばならない「壁」【鹿島アントラーズVSジュビロ磐田】の画像
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■【画像x3】鹿島対磐田の予想フォーメーションと先発メンバー

J1リーグ第8節 鹿島アントラーズジュビロ磐田
5月3日(火)|15:00 県立カシマサッカースタジアム

 かつてのナショナルダービーが、復活しようとしている。
 1996年から2002年まで、Jリーグのタイトルを2チームが分け合った。鹿島アントラーズとジュビロ磐田である。その両雄のぶつかり合いは激しいもので、ナショナルダービーと呼ぶにふさわしい対決だった。
 通算対戦成績では鹿島が36勝14分16敗と勝ち越しているが、近年は流れが変わりつつあった。磐田が前回にJ1に昇格した2016年以降、鹿島は2勝5分1敗と、なかなか磐田に勝ち切れなくなった。
 そうしたドローの中で、忘れてはいけない一戦がある。2017年の最終節だ。首位で迎えた最終戦、勝てば文句なしで優勝だった試合を磐田のホームで0-0で引き分け、川崎フロンターレに逆転優勝を許した。鹿島がタイトル奪取を狙うなら、乗り越えなければならない相手なのだ。
 選手や監督は変わったが、磐田は前回J1在籍時と同じく3バックをメインとしている。鹿島は第10節、名古屋グランパスの3バックの前に沈黙した。鈴木優磨と上田綺世という自慢の2トップが真の看板コンビとなるためには、磐田の守りをこじ開けなくてはならない。
 首位に立った鹿島と、リーグ戦3連続ドローに続いて今季2勝目を挙げた上り調子の磐田。熱い戦いになることは間違いない。

■鹿島アントラーズ

1位  勝ち点22 7勝1分2敗 14得点8失点 得失点差6

【出場停止】なし

【直近5試合結果】
L○3-0 C大阪(A)
L○3-0 大分(H)
L△0-0 名古屋(H)
L○3-1 C大阪(A)
L●0-3 横浜FM(H)

【通算対戦成績】
H 38試合・20勝 4分 9敗
A 40試合・16勝10分 7敗
計 78試合・36勝14分16敗

【直近対戦成績】
2019年 7月 6日 J1第18節 ○2-0(H)
2019年 3月30日 J1第 5節 △1-1(A)
2018年 8月24日 J1第24節 △1-1(H)
2018年 7月18日 J1第16節 △3-3(A)
2017年12月 2日 J1第34節 △0-0(A)

【今節のみどころ】
 久々に「出場停止なし」となる。リーグ戦4試合不在だったディエゴ・ピトゥカの出場停止が明けるのだ。
 中盤で攻撃をリードする背番号21の復帰は、非常に心強いことだろう。さらには、三竿健斗を前節に続いて中盤の底に置いてもいいし、再び最終ラインに入れるなど、戦い方の選択の幅が広がる。
 前節はクラブのJ1通算1000試合目を白星で飾ったが、アウェイ会場でのことだった。リーグ戦でここ2試合勝てていないホームスタジアムで、ファンに勝点3をプレゼントしたい。

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