■日本勢のグループ突破に立ちはだかる壁
しかし、一方で大邱がライオンシティに敗れたほか、蔚山現代もジョホール・ダルルタジムに敗れるなど、韓国勢は東南アジア勢相手に苦戦を強いられている。これまで、韓国勢と東南アジア勢の対戦は4月24日までに5試合あったが、韓国勢は2勝3敗と東南アジア勢に対して負け越しているのだ。
一方で、日本勢は川崎がジョホールとの1戦目(第3節)で引き分けに終わったほかは、すべて東南アジア勢に対して勝利して4勝1分という成績を残している。川崎も第4節ではジョホールに対して5対0と圧勝した。
つまり、韓国は日本を相手には優勢であるものの、東南アジア勢相手に苦戦。日本勢は東南アジア勢を圧倒という「三すくみ」の状態となっているのだ。
ただ、この大会は勝点が並んだ場合は全体の得失点差などより直接対決が優先されるレギュレーションなので、日本勢は韓国勢相手に勝点を取って行かないとグループステージ敗退となってしまう危険が大きいのだ。