■伝統をつなぐサイドバック
右サイドバックにはダニーロ(ユベントス=30歳)。この予選で大ベテランのダニ・アルベス(バルセロナ=38歳)を押しのけてレギュラーとなった。
CBには、マルキーニョス(パリ・サンジェルマン=27歳)とチアゴ・シルバ(チェルシー=37歳)という世界的な名声をもつコンビがいるが、この予選のなかで若いエデル・ミリトン(レアル・マドリード=24歳)が台頭、チアゴ・シルバに代わってポジションをつかんだ。マルキーニョスとともにスピードとビルドアップの力の持ち主だ。
常に世界のトップの選手を輩出し、守備だけでなく攻撃面でも注目されるのがブラジル代表の左サイドバックである。今回の予選では、アレックス・サンドロ(ユベントス=30歳)が主力になった。スピードと強さを兼ね備え、堅実なプレーでチッチ監督の信頼が高い。ライバルとなるのは、アレックス・テレス(マンチェスター・ユナイテッド=29歳)か。