4月11日に行われた、J1リーグ第8節の京都サンガF.C.対サガン鳥栖。この試合で鳥栖が見せたGKからの「コスパ最強」の崩しが話題になっている。
■たった2本のパスで決定機演出
2-0で京都が優位に立っていた62分、鳥栖が会場を沸かせた。
ボールを持った最後方のGK朴一圭が、裏に走り出した荒木駿太へロングフィード。右サイドの奥にピタリとつけた。
すると、ボールに追いついた荒木は、これをダイレクトでペナルティエリア中央へクロス。中にいた垣田裕暉がシュートを打とうとしたところを京都DF麻田将吾がスライディングで防ぎ、ゴールにはならなかったものの、効率的な崩しで決定機をつくった。
この崩しには「そもそもゴールキーパーのロングフィードが次元違う」などの称賛コメントが寄せられ、話題となっている。
この京都戦で敗北を喫してしまったものの、リーグ戦はそれまでの7試合で無敗だった鳥栖。川井健太監督の下、次節の清水エスパルス戦から再び勝ち点を積み重ねられるか。