【J1分析】清水のオ・セフンが先制点を決めるもガンバ大阪、片野坂知宏監督が「われわれの武器の1つ」と語るパワープレーで呼んだ“最後の最後でのドラマ”【清水エスパルスvsガンバ大阪】(1)	の画像
先制ゴールを喜ぶオ・セフン 撮影:原壮史
ガンバ大阪vs清水エスパルス 20220410

【明治安田J1リーグ 第8節 清水エスパルスvsガンバ大阪 2022年4月10日 13:03キックオフ】

 晴天に恵まれた日本平は絶好の観戦日和となったが、歩くと汗ばむ陽気はミッドウィークにも試合が開催されて連戦となった選手たちにとっては少々酷なものとなった。

 ガンバはここ2試合の内容が良く、片野坂知宏監督は「ずっと連戦を戦っているメンバーだったので少しフレッシュな選手というのも考えたのですが、(前2試合で)自分たちの戦いというものを出し切ってくれていたので、その勢いを大事にしたいなということで、今日もそのメンバーで臨むようにしました」というスタメンを並べたが、前半から主導権を握ったのはホームの清水だった。

先制ゴールを喜ぶオ・セフン ガンバ大阪vs清水エスパルス(20220410)撮影/原壮史

 水曜日の浦和戦で試運転を終えた新戦力のセンターフォワード、オ・セフンが献身的な守備とポストプレーでチームを安定させると、中山克広後藤優介鈴木唯人らがダワンと齊藤未月の潰しをいなし、山原怜音と原輝綺がサイドで主導権を握った。

 後半になっても清水ペースは変わらず、57分にはオ・セフンが先制ゴール。その後も試合を優位に進める清水がそのまま勝利しそうな予感が漂ったが、ガンバの片野坂監督は大胆な選手交代で流れを変えようと試みた。

PHOTO GALLERY ガンバ大阪vs清水エスパルス 20220410
  1. 1
  2. 2
  3. 3