■再試合の日程や再開方法などは?
再試合の実施方法や、得点などの個人記録については現在協議中とのこと。開催日については、両チームに支障をきたさない日に設定されるようだ。
特に再開方法については、最初のキックオフからなのか、11分の間接FKからなのか気になるところだ。
なお、2018年の天皇杯2回戦・奈良クラブvs名古屋グランパスでは、PK戦の際の競技規則適用ミスが判明。その結果、前代未聞となる「PK戦のみ」の再試合が行われた。
また今回の件について、岡山は公式サイトにて北川真也代表取締役社長名義で声明を発表。「90分間死力を尽くして戦った選手、監督、コーチングスタッフ、そして遠く山形まで駆けつけ応援してくださったファン、サポーターの皆さま、DAZNを通して応援くださった皆さまとともに勝ち取った勝利は誇りであり、それが覆されることに直ちに気持ちを整理することが難しいのが正直なところです」とコメントした。
続けて「しかしながら、日本サッカー協会(JFA)の審判委員会での議論、JFAを通した国際サッカー評議会(IFAB)への確認、Jリーグの実行委員会の議論を経て、理事会で決定されたことであり、クラブとしてはその決定を尊重し、前に進みたいと考えています」と再試合開催を受け入れている。
また、「今回の最も大きな問題は、競技規則の適用ミスが起きた場合の試合の取り扱いについて、明確なルール整備ができていなかった点にあります」と指摘。今後競技規則の適用ミスがあった場合には望ましい対応ができるよう、運営に関わる制度の整備が求められるところだ。