【J1分析】柏レイソル・ネルシーニョ監督「今季のベストゲームだと思います」の采配光る!マテウス・サヴィオが「ヘディングでの初ゴール」を記録【柏レイソルvsジュビロ磐田】(1)の画像
試合後のマテウス・サヴィオと笑顔のキム・スンギュ 撮影:原壮史
柏レイソルvsジュビロ磐田 20220402

【明治安田J1リーグ 第6節 柏レイソルvsジュビロ磐田 2022年4月2日 15:03キックオフ】

 試合後、場内を一周する柏レイソルの選手たちの中で、マテウス・サヴィオがなにやらやっていた。頭に手を当てて、その手を勢いよく前に出す。審判に不満を表す時によく見られるアクションに似ていた。しかし、完勝だったこの試合でそんな行動をするとは思えない。しかも、アクションと表情はやたら大袈裟だし、それを見るキム・スンギュは笑顔だ。

 一体何なのだろう・・・?

疑問に思っていたその答えは、しばらくしてコメントで明らかになった。

「実は、ヘディングでの初ゴールなんです」

 なるほど。あれはヘディングシュートの時のことを話していたのだ。あの手はボールで、新鮮な体験だったからあんなにも表情豊かになっていたのだろう。 

巧みなキープを見せるマテウス・サヴィオ 柏レイソルvsジュビロ磐田(20220402)撮影/原壮史

 41分に決まったその先制点は、ネルシーニョ監督のオーダー通りの動きをしたことで生まれたものだった。

「“ボールが逆サイドにある時、必ずペナルティーエリアに入り、流れてきたボールに絡むように”と言われています」

 サヴィオはそう続けた。

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